大政奉還は、江戸幕府15第将軍の徳川慶喜が幕府の政権を天皇に返したことを指す。
概要
「大政奉還」を分解すると、大政=政治の力、奉還=天皇に返す という意味になります。
大政奉還では、それまで江戸幕府が持っていた政権が朝廷に返されました。これにより明治時代が始まることになりました。
背景
江戸の幕末、尊皇攘夷運動が起こり、薩摩藩や長州藩は外国人を排除しようと考えました。しかし外国の強さから攘夷は不可能だと悟り、天皇中心の新しい政府を作ろうと動き始めました1。
これに対して、徳川慶喜は武力で争って国民が傷つきさらなる混乱が起こるのを避けるために、自分から天皇に政権を返しました。しかし、まだ政権を持ち続けたいと考えていた徳川家は、新政府と反発し、戊辰戦争にまで発展してしまいました。結果、幕府は負け、徳川家は政治の力を完全に失いました。